運用ワークフロー例

1.【web側】アドインユーザー追加

社内のRevitユーザーを追加します。
手動で追加するほか、Excelファイルを使用して一括登録することも可能です。

2.【web側】値リストセット、値リストの準備

ファミリパラメータセット欄のすべてのアイテムから、値リストセットを準備します。
右上の「新規作成」をクリックし、値リストセットに含める値リストを指定します。
値リストセットはプロジェクトごとに指定するセットとなるため、用途や設計フェーズなどに応じて複数用意しておくことをおすすめします。

3.【web側】ファミリセットの準備

ファミリセット欄のすべてのアイテムから、ファミリセットを準備します。
右上の「新規作成」をクリックし、ファミリセット(フォルダ)を作成します。
値リストセット同様、プロジェクトごとの指定をするためのセットとなります。
こちらも用途に応じたファミリセットを複数用意しておきます。

4.【Revitアドイン側】プロジェクトごとの設定

設定コマンドより、現在のプロジェクトで使用する値リストセット、ファミリセットを指定します。

5.【Revitアドイン側】ファミリのアップロード

プロジェクトをある程度進めたら、もしくは完成したプロジェクトから、ファミリをクラウドにアップロードします。
アップロードコマンドを実行し、アップロードするファミリを選択したのち、完了します。
(パラメータはファミリと同時にアップロードされるため、基本的にはファミリのアップロードのみで完結します)

6.【web側】アップロードされたデータの承認

Revit側からアップロードされたファミリおよびパラメータ・値の承認を行います。 自社の標準として整備する作業となりますので、使用しないデータは削除します。
また、パラメータの値については承認後に値リストに含めることで承認作業が完了する点に注意してください。

7.【Revitアドイン側】承認されたデータのダウンロード

パラメータの値リストおよびファミリをプロジェクトにダウンロードすることが可能です。
設定で指定した値リストセットおよびファミリセットからデータを選択してダウンロードします。

以後、手順5からの繰り返し

データに追加や変更があった場合も、クラウド側にデータをアップロードし情報を集約します。
管理者はデータを選定し、プロジェクトの標準を決めていくことができます。